六車コラムvol.6 〜8人制のフォーメーションとシステム〜

8人制のフォーメーションとシステム      

ジュニアユース立ち上げに向けて活動している今、小学6年生の選手と親御さんに向けて、      
小学生の8人制サッカーで私が使っていたシステムを紹介したい。      
なじみのある8人制の話なので、EVOという新チームの指導者が、どんな考えでサッカーを      
しているかをわかっていただければと思う。      
フォーメーションは1-3-1-2。ディフェンス1人、両サイドハーフとボランチで3人、トップ下1人、両ウィング2人と配置する。FWはいない。いわゆる0トップの理論を用いて考えた形だ。

1-3-1-2

守備の時は②③と⑥⑧が一つずつ下がれば3-3-1(システムにより4-2-1にもなる)の形になる。      
中央の難しい場所も⑤⑧の2人で固めることができ、ボールの保持も可能となる。      
そして大事なことはFWの位置が空いているという所だ。      
FWの選手がいると、決まった場所に止まってしまうことが多いが、このシステムでは、誰かがFWの位置に入ることによってスペースが生まれる。このスペースを他の選手で埋めていくだけで三角形が簡単にできることと、より攻撃に厚みができる。フォーメーションとしては変な形だが、攻める時は1-3-3で厚みのある攻撃が、守るときは3-3-1(4-2-1)となり3人のブロックが2ラインでき、しっかり守ることができる。

攻撃(FWの位置に誰が入るか)

守備(ディフェンシブハーフ、トップ下がカバー)

         
なぜこのようなシステムをとることにしたのか、選手の欠点を補い、長所を生かすために考えたシステムだが、選手の個性を含めた詳しい説明は次のコラムでお伝えします。  

EVO Football Club

EVO Football Club(エヴォ エフシー)は 静岡のジュニアユース立ち上げを目標に活動しているチーム。 everyoneの「みんなと」、evolutionの「進化」を意味します。個の能力と戦術をしっかりと浸透させた近代サッカーを表現しよう!

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