N: 先日、中学校の部活がなくなるという話を聞きました!
どういうことか、知ってます?
M: そうですね。部活動について、昨年の6月にスポーツ庁から提言がありました。
「部活動の地域移行」として、話題になっています。
でも、すぐになくなるという話ではありません。
N: 子供にとって、部活動や運動は大切な要素ではないのでしょうか?
なぜ、そんな話が出てきたのですか?
文武両道を目指すことは難しいのでしょうか?
M: 理由は2つあります。
少子化と先生の働き方改革。今では合同チームで活動する学校も増えていて、生徒を確保することが難しくなってます。
先生の労働時間については、何度も問題になっています。
S: 時間も問題ですが、報酬にも問題あります。無償に近い手当での部活顧問が実際ですから。
もちろん、部活動の先生に憧れて、教員を目指す学生もいますが、現代の働き方にはマッチしない事が、多いですから。
少子化は出生数が80万人を切ったというニュースからも深刻です。
S: 新人戦のような大会は1学年でチームを作れず、合同チームでの参加が増えています。
N: 少子化と先生の労働環境が問題なんですね。
でも、急に言われてもびっくりします!
いつから変わるんですか?
M: まずは休日の指導を令和5年度から3年かけて地域のスポーツクラブや民間企業、競技団体など、外部の団体に移行することが目標とされています。
スポーツの有用性はみなさんが認識しているとおりです。
自主性、責任感や連帯感、また自己肯定感などを育てるとスポーツに関して文部科学省も認めています。
そこで部活動の地域移行なんです。
N: この先はどうなっていくんですか?
M: 2022年12月には新たなガイドラインが出されています。
長くなったので、この続きは次回にしましょう。
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